18/19シーズンのGK振り返り

　こんにちは。ReneNoricです。

　お久しぶりです。諸々あって生活がガラリと変わったので、正直あんまりサッカーを見れていない現状ですが、欧州シーズンの前半戦はかなり見ていたので、まあ振り返っていきましょう。（基本プレミアリーグの振り返りです）　

　ひとまずトップ6のチームで、主にリーグ戦での出場が多かったゴールキーパーを比較。

Player Goalkeeping Stats Table

Player	Nation	Pos	Squad	Age	Apps	Starts	Subs	Min	Mn/Ap	GA	GA90	SoTA	Save%	W	D	L	CS	CS%
Ederson	br BRA	GK	Manchester City	24	38	38	0	3,420	90	23	0.61	81	.716	32	2	4	20	52.6
Alisson	br BRA	GK	Liverpool	25	38	38	0	3,420	90	22	0.58	99	.778	30	7	1	21	55.3
David de Gea	es ESP	GK	Manchester United	27	38	38	0	3,420	90	54	1.42	177	.695	19	9	10	7	18.4
Kepa Arrizabalaga	es ESP	GK	Chelsea	23	36	36	0	3,240	90	39	1.08	121	.678	20	8	8	14	38.9
Hugo Lloris	fr FRA	GK	Tottenham Hotspur	31	33	33	0	2,970	90	33	1.00	133	.752	21	2	10	12	36.4
Bernd Leno	de GER	GK	Arsenal	26	32	31	1	2,835	89	42	1.33	148	.716	16	7	8	7	22.6

Provided by FBref.com: View Original Table
Generated 5/18/2019.

・トップ6はシティ、リヴァプール、チェルシー・スパーズ、アーセナル、ユナイテッド。

・トップ2の強さは異常だった。そんな2チームを支えたのはエデルソン、アリソンのブラジル代表GKコンビ。現代型GKを代表する2人だ。

・足元の技術に焦点が当たりがちな2人だが、ゴールディフェンスも一級品。特に重要な局面でことごとく止めまくるアリソンには驚いた。失点数、クリーンシート数ともに好成績、リーグ戦の失点率0.5はエグい。

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・ケパもリーグカップ決勝でのいろいろがあったが、シーズン通して上出来。足元の技術を遺憾無く発揮した。しかし、来季以降、監督が変わったときにどう生き残るか。注目したい。

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・レノはめちゃくちゃシュートを受けているが、リアクションスピードを武器に良いシーズンを送れたのではないか。アーセナルにとっては彼の獲得はバーゲンだったんじゃないかな。

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・デヘアは少々心配。特にスペースディフェンスの回数がここ2シーズン極端に減っている。昨季はセーブ率が高かったことで表面化しなかったが、今季は失点数が増加している。スペースディフェンスの機会減少が直接的な原因かはわからないが、その辺は来季以降注目してみたい。

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・トップ6以外の話題でいくと、ニックポープはどこ行った！？

・アンガスガン（セインツ）のデビュー戦を見れたのはよかった。デヘアっぽい風貌で、シュートもかなり止められるGK。スタンフォードブリッジでのクリーンシートは大きな自信になったんじゃないかな。

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　今季はありがたいことにフットボリスタさんに寄稿させていただいたり、このブログにも多く記事を書いてきました。その中でも個人にフォーカスして書いたのは実は3人しかいません。マンチェスターシティのエデルソン（ボリスタに寄稿）、リヴァプールのアリソンとチェルシーのケパ・アリサバラガ。見事3選手ともチームのタイトル獲得に貢献しました。

　現代型GKが今後主流になるか…と言われるとそうでもないかなぁ、と思っている。ただ、マンチェスターシティのエデルソンが相変わらずリーグ戦で猛威を振るい、リヴァプールとチェルシーがGKに価値を見出し高い移籍金でアリソン、ケパを獲得、そしてヨーロッパのタイトルを手に入れました。この事実は結構重いんじゃないかなぁ。GKに求める能力がさらに多くなっていったらどうなることやら。

　まあ、GKの最大の価値は「ゴールを防げる」ことには変わらない（ルール変更がない限り）ので、やっぱり守備の技術を磨くのが一番である。

最後に、来季の話をすると、シティに加入するザックステッフェンは要注目。併用するかは知らんがエデルソンと対等に渡り合うことを期待したい。