最後方からみえる世界

GKを分析的にみる

GK練習を振り返る重要性

 初めてのGKブログです。

今までチェルシーについて掘り下げたブログ記事だけを書いていましたが、ありがたいことにGK動画をTwitterにアップしたところ若干の反響を呼び、フォローしてくださる方も増えてきました。ありがとうございます。

 では本題に入っていきましょう。

練習を振り返る重要性について。

Twitterでも述べた通り、レアルマドリーではGK練習のたびに映像に収めてそれを振り返っているそうです。そしておそらくどのチームでも取り入れられていると思います。

日本語訳はこちらです(大意を掴んでいるだけなので細かなミスはご愛嬌で)

(前半部分です)

「どれくらい長く撮るのか?」
「だいたい練習が始まってから撮るよ」

「撮るのが好きなんですね」
「そうだよ。良い方法なんだ」

「練習時にライン上にカメラがあれば、改善すべき特定の部分を見ることができる。この場合は技術的な部分だ。イメージを持っていることは、そういった状況への準備の手助けになるし、彼ら(選手)がそういう状況に対して個人で改善する手助けにもなる」

「映像はいつ見るのか?午後?」
「練習後に見ることもあれば、次の日に見ることもある。あるときはナバスが1人で見るし、キコも1人で見る。または若い選手たちとみんなで一緒に見ることもあるさ。時々で変わるよ。それぞれの練習で成長することが問題さ」

大事なのはこの動画での"When you have a camera ~ personally for the situations"のところ。日本語では「練習時に〜手助けにもなる」のところ。

自分の練習を客観的に見ることは、イメージの創出に繋がる。そういったイメージを持って試合に望めば、同じ状況になった時にいい準備ができる。そして試合でエラーが起きたら、練習で改善してその映像から再びイメージを作って試合に望める。そしてそういう練習を若い選手にも共有することで、クラブ全体での成長を促せる。いい循環が生まれるのである。

僕自身、高校時代は自主練の動画(特にプレスキック)を自分で撮って振り返りながら改善点を見つけ出していた。自分の武器は磨く。振り返りは大切です。

 

ということで以上になります。動画に音声載せるべきだったなぁとは思いつつ(持ち前のめんどくさい性格が出てしまった)、初回のGKブログとしてはまあこんな感じの出来で自己満足しているので、良しとする。次回もまた何かお題を見つけて書こうと思うので、その時はまたよろしくお願いします。

 

おまけ

レアルマドリーの練習はいつ見てもアイデアに溢れていて面白いです。