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GKを分析的にみる

コンテチェルシー式3-5-2の考察2

 前回攻撃〜ネガトラの話をした。

skybluefootball.hatenablog.com

情報量もそれほど多くなく、簡潔にまとめたと思っている(書ける能力がそれほどなかっただけかもしれないが)。今回は守備〜ポジトラの話。

 

・守備

 コンテは守備時に5-3のブロックを敷く。昨シーズンまで(今シーズンも度々見るが)の3-4-3では5-4のブロックを使っていた。アザールがそれほど守備に回らないので、実質中盤は3枚気味ではあったが、それでも形式上は5-4-1だった。

 今季の守備時の基本陣形はこちら

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今季、バカヨコとドリンクウォーターという中盤中央のできるMF2枚を獲得したコンテはおそらくシーズン序盤から3-5-2でいく予定だったことは補強からもわかる。この2人は中盤で守備ブロックを形成出来ながら、前に出て攻撃参加もできる。

こんな感じ。

ただ、ドリンクウォーターは怪我で出遅れ、カンテも途中離脱していた時期もあったので、3-5-2が実現したのは開幕から1ヶ月後くらいだ。

中盤が3枚になったことで、中央を大事に守りながら、横の移動はスライドしてスペースを埋める。特に守りたいスペースは○で囲った部分だ。ボールサイドのCB、WB、CHがそこで奪えるのが理想。

そのスペースに誘導させる役割は前線2枚。2人が中央のコースを切って、サイドに誘導する。誘導した後はカウンターに備える。

もし中央を通過されても、「そこはカンテ」。絶対ボール取るマンなので、中央を使ってくる相手もそうそういないけどね。

このシステムは奪ったあとにも効いてくる。

・ポジトラ

理想の奪う形はWB前のスペース。そこで奪ったら、前にはアザールがいる。このシステムの利点はアザールがいることだ。奪った地点からアザールかモラタにボールを渡し、後ろのWB、CHは猛然と駆け上がる。特にアザールは後ろ向きでボールをもらってターンするのがめちゃめちゃうまいので、そこで一枚かわして前進できる。

 

というのがポジトラからのカウンターまでの手立てかな。

基本的なことしか書いてないので、おい!こんな事だけじゃわかんねぇよ!って言いたいのはわかります。でも…許してください。文才が特にあるわけでもなく、思いつきでポンポン書いておりますので、書いてる自分でも「なんか書き足りないなぁ」とは思っております。なので、付け足す部分があれば追々付け足していきます。

具体的な例も探したんですが、見つからなかったので、「あの試合のこんなのがあったよ!」というところがあれば、Twitterにでもリプライしてください。お願いします。