コンテチェルシー式3-5-2の考察2
前回攻撃〜ネガトラの話をした。
skybluefootball.hatenablog.com
情報量もそれほど多くなく、簡潔にまとめたと思っている(書ける能力がそれほどなかっただけかもしれないが)。今回は守備〜ポジトラの話。
・守備
コンテは守備時に5-3のブロックを敷く。昨シーズンまで(今シーズンも度々見るが)の3-4-3では5-4のブロックを使っていた。アザールがそれほど守備に回らないので、実質中盤は3枚気味ではあったが、それでも形式上は5-4-1だった。
今季の守備時の基本陣形はこちら
今季、バカヨコとドリンクウォーターという中盤中央のできるMF2枚を獲得したコンテはおそらくシーズン序盤から3-5-2でいく予定だったことは補強からもわかる。この2人は中盤で守備ブロックを形成出来ながら、前に出て攻撃参加もできる。
ドリンクウォーター
— NORI (@norichannnnnn) 2017年12月8日
ニューカッスル戦で一番鳥肌たったシーンはこれね。カンテがボールを奪いアザールに渡ったのを合図に、ドリンクウォーターが猛然と前線へ駆け上がる。アザールのコースを作りながらバイタル前でボールを受けて裏のスペースへパス。ボックスtoボックスのMFは最高だな。 pic.twitter.com/Jhq5lx0D3c
こんな感じ。
ただ、ドリンクウォーターは怪我で出遅れ、カンテも途中離脱していた時期もあったので、3-5-2が実現したのは開幕から1ヶ月後くらいだ。
中盤が3枚になったことで、中央を大事に守りながら、横の移動はスライドしてスペースを埋める。特に守りたいスペースは○で囲った部分だ。ボールサイドのCB、WB、CHがそこで奪えるのが理想。
そのスペースに誘導させる役割は前線2枚。2人が中央のコースを切って、サイドに誘導する。誘導した後はカウンターに備える。
もし中央を通過されても、「そこはカンテ」。絶対ボール取るマンなので、中央を使ってくる相手もそうそういないけどね。
このシステムは奪ったあとにも効いてくる。
・ポジトラ
理想の奪う形はWB前のスペース。そこで奪ったら、前にはアザールがいる。このシステムの利点はアザールがいることだ。奪った地点からアザールかモラタにボールを渡し、後ろのWB、CHは猛然と駆け上がる。特にアザールは後ろ向きでボールをもらってターンするのがめちゃめちゃうまいので、そこで一枚かわして前進できる。
というのがポジトラからのカウンターまでの手立てかな。
基本的なことしか書いてないので、おい!こんな事だけじゃわかんねぇよ!って言いたいのはわかります。でも…許してください。文才が特にあるわけでもなく、思いつきでポンポン書いておりますので、書いてる自分でも「なんか書き足りないなぁ」とは思っております。なので、付け足す部分があれば追々付け足していきます。
具体的な例も探したんですが、見つからなかったので、「あの試合のこんなのがあったよ!」というところがあれば、Twitterにでもリプライしてください。お願いします。